整理収納アドバイザー1級2次試験の合格に向けての対策はどうすればいいんだろう?
そんな方に、ユーキャンで整理収納アドバイザー2級、準1級講座を受け、1級試験に合格した合格ノウハウをまとめました。
通信教育は時間が自由な分、情報が入ってきにくい、自分のやり方で合っているのか不安になることもあると思います。
当時5歳と0歳児の子育てをしながらの試験対策について、勉強法などをまとめておきたいと思います。
整理収納アドバイザー1級2次試験
合格率
公式HPでは80~90%となっています。
ここまできたらよほどのことがない限り大丈夫!と自分に言い聞かせ、しっかり資料をまとめて落ち着いてプレゼンしましょう。
試験の流れ
試験時間は180分。
3~5名のグループでプレゼンテーション。
発表時間は1人20分。
全員が終了するまで退出はできません。
発表開始時にタイマーがセットされ、終了5分前にアラームがなります。
各自の発表後に、発表者の採点をします。他の人への採点内容も自分の採点に関わるとのことで真剣に書く必要があります。
プレゼン資料作成
テーマを決める
まずは実践→資料の作成。
研究発表は2つのテーマから選択します。
1.【提案編】あなたが今後第三者(ご自身とご家族以外)に対して、整理収納においてどのような「提案」をしていくかを考えてください。提案の方法を選択し、その方法に合った提案を制作してください。
2.【実作業編】あなたが実際に行った(自身以外、家族可)整理・収納の体験を通して、その目的と効果を述べてください。どのような目的で改善を行い、どのように理論を使いどのような効果があったかを具体的にしてください
わたしは【実作業編】を選択。
内容は「こどものおもちゃ収納」にしました。
ラフを作成
実作業に入る前にラフを作成。
どのような流れでプレゼンするか、どんな写真を撮ればいいかざっくりイメージをつかみます。
【実作業編】の資料のポイントは
- ターゲットの抱える問題を具体的にすること
- 問題解決のための工程を明確にすること
- 整理収納の理論に基づいていること
整理収納の基本に沿った発表が求められます。
作業
育休中だったので上の子が保育園に行っている間に作業をしました。
作業→撮影の繰り返し。
写真は暗くなりすぎないように自然光で撮影。
一連の流れが中断しないよう、短期間で一気に片付け作業をしました。
資料作成
ラフにそって文字と画像を配置していきます。
資料はA4サイズ最大5枚(裏表で最大10枚分)というルールがあります。
テキストは大きく見出しと重要ポイントを入れて、写真を多めに、プレゼン時に口頭で補足説明するという形にしました。
資料作成はパソコン、手書きどちらでもいいですが修正の手間など考えるとパソコンの方がおすすめ。
Excel(エクセル)、PowerPoin(パワーポイント)あたりが使いやすいかなと思います。
プレゼン練習
声に出して何度も繰り返し練習しましょう。
わたしはスマホのストップウォッチ機能を使って時間内におさめられるよう練習しました。
声に出して読んでみると
「資料の順番を入れ替えた方がわかりやすいな。」
「整理収納の基本概念から少しズレているから修正しよう。」
「ここを強調して話してみよう。」
など気付くことが出てくると思います。
家族に聞いてもらったり録画してみたり、第三者目線で確認することでよりよいプレゼンになりますよ。
反省点
資料は余裕をもって仕上げておくことをおすすめします。
整理の作業自体は育休中の3月に終わらせていたのですが、仕事復帰後はこどもの体調不良や仕事で思ってた以上に原稿作成の時間がとれず、当日朝まで原稿修正するというギリギリっぷり。
ほぼ徹夜で試験にのぞみました。
さらに当日早朝にコンビニにデータを持ち込んで資料を印刷しようとしたらまさかの容量オーバー!!
画像をたくさん貼り付けたせいだと思われます。
データを軽くし直してなんとか出力できました。(焦った…)
試験当日
会場に着くと、試験会場の入口にはズラッと受験生の列が。
全体説明を受けた後、事前に決められたブループに別かれ、割り箸くじで順番決めをしました。
わたしのグループは4名。3番目でした。
発表のポイント
- 大きな声で堂々と、目線を配りながらゆっくり話す。
- 聞き手がついてこれているか確認しながらすすめる。
内容は事前にしっかりまとめてあるはずですので、当日は相手が聞きやすい発表を心がけましょう。
やはり緊張しましたが他の発表者も採点する作業があるということもあり、あまりじっと見られている感じもなくピリピリしたムードではありませんでした。
採点のポイント
グループの他の発表者のプレゼンが終わったら採点をします。
時間は5分。
- 聞きやすかったか
- アドバイザー理論が使われているか
- 幅広く応用できるか
5段階評価とコメントでレポートを書きます。
他の人の発表をきいて感じたことは、
- 研究は幅広い範囲より狭い範囲でやった方がより深い印象がある
(例:キッチン全体よりも冷蔵庫の中だけなど)
- アドバイザー理論に沿っておらずなんとなく自己流で整理収納をしてしまっている人は評価が低い
やはり基本は整理収納の基本に沿っているかが最重要だと感じました。
わたしのグループでは1名が特にすばらしい資料&発表でそんなプレゼンが間近で聞けて参加してよかった!と思いました。
まとめ
ずっと興味のあった分野だったので、資格を取ることができてよかったです。
整理収納アドバイザーの資格を持っているからといって仕事に結びつくかはその人のセンスや努力にかかわってくる部分も大きいかと思います。
自宅の片付けや実家や友達の家のお手伝いにも活用できますし、自分の特技、他の資格と組み合わせて個性を出していくこともできます。
1級合格に向けてがんばってくださいね。