「中年破産」を防ぐには。40代・50代からの「老後破産」対策。

家計管理

以前のPRESIDENT Onlineに「中年破産」についての記事がありました。

前兆なし「5年で1000万円がパー」高収入者でも老後に届かぬ「中年破産」
老後破綻もしたくないが、中年破綻はもっとしたくない。年収870万の世帯には資産1000万円があったが、5年で0円に。その理由とは。

最近「老後破産」という言葉をよく耳にしますが、「中年破産」とはなんでしょうか?

年収約870万円、金融資産1,000万円でも破産するリスク

記事の内容はこんな感じ。

Aさん(当時45歳)は、都内の上場企業に勤務するサラリーマン。昨年ベースの年収は約870万円。今年も同じくらいの金額が見込めそうだ。

2人の息子はそれぞれ公立中学1年生と3年生。来年の長男の私立高校受験に向けて、昨年から家庭教師・進学塾代が急増。その費用を捻出するため、妻(当時42歳)は、近所のクリニックに週3回ほど医療事務のパートに通っている。

約10年前に、現在住んでいるマンションを約4500万円で購入。年間約200万円の住宅ローン返済があるが、65歳までには完済する予定だ。

手持ちの金融資産は、上場株式や投資信託等と合わせて400万円ほど。ただし昨年、離れて暮らしていた実父が亡くなり、約600万円の定期預金を相続し、1000万円に増えた。

そんな一見、どこにでもありそうな“余裕のある”Aさん家族を襲ったのは、病気というリスクだった。半年後、会社の人間ドックで大腸がんが見つかったのである。

病気の療養のため一時休養を余儀なくされたため年収は3割減。

治療費に加え、こども2人の教育費が重くのしかかって家計は大変なことに。

さらに数年後に病気が再発して金融資産も底をついてしまったとのこと。

中年破産を防ぐには

いまの状態が何事もなく続く前提で、生活プランを立ててしまっているのが問題だと思います。

大なり小なり何らか問題は発生することを前提に、そのとき柔軟に対応できる余裕が大切です。

普段から生活をコンパクトにしておく

教育費や住居費にお金をかけすぎない。

収入に対して余裕のある予算配分にしておく。

収入が減った場合、どこを削ってもいいか考えておく。

夫婦でしっかり稼げるようにする

家計の柱が1本よりも2本あったほうが安定しますよね。

世帯主に頼り切るのではなく、夫婦でしっかり稼ぐ方法を身につけておくこと。

とは言えこどもが小さいうちは働くのが難しい場合もありますよね。

そんな時は焦らずに、いずれ働こうという気持ちで準備しておけばいいのかなと思います。

まとめ

「中年破産」を防ぐには、まさかと思う事態が起こり得ることを想定してみること。

不安のためむやみやたらに保険に加入するのではなく、基本は無駄な支出を減らす、収入を増やすというところに目を向け、行動していくことが重要だと考えます。

そしてそれが「老後破産」を防ぐことにも繋がっていくんだと思います。

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