住宅ローンを完済したけど抵当権の抹消って何をするの?
抵当権の抹消の手続きは自分でもできる?
抵当権の抹消の手続きは司法書士にお願いするべき?
そんなお悩みを解決します。
わが家は2018年に住宅ローンを完済しました。
住宅ローンを完済したあとにやることは抵当権の抹消手続きです。
方法としては2パターン。
- 銀行に依頼する(費用:2万円程度)
- 自分でやる(費用:印紙代+交通費)
どちらがおすすめかと言うと自分でやること。
「自分でやるなんて難しそう。」と思うかもしれませんが、私のような素人(当時はFPの資格なし)でも簡単にできました。
自分で抵当権の抹消手続きをすることで費用も節約できますし、勉強にもなります。
平日に法務局へ行ける方にはおすすめです。
抵当権とは?
抵当権とは、住宅ローンの支払いができなくなった場合、住宅ローンを貸している金融機関が対象の土地、建物を差し押さえられる権利のこと。
住宅ローンを借りる際に対象の土地、建物に設定されます。
万が一、住宅ローンの支払いが数ヶ月滞ってしまうと、住宅が差し押さえられ、競売にかけられてしまいます。
住宅ローンを完済すると返済の義務がなくなるため、抵当権を抹消することとなります。
抵当権抹消手続きの流れ
事前準備
法務局によっては受付が予約制のところもあります。
私の住んでいる地域の法務局もHPに事前予約制と書かれていたので一週間前に電話で予約しました。
当日
持参したもの
- 銀行から送られてきた書類一式
- 認印
- 身分証明書(運転免許証)
書類記入から提出までの流れ
予約時間の15分前についたところ、前の人がすでに終わっていたようで前倒しで対応してもらえました。
係の人が記入用紙を出してくれて「ここに、この内容を書いてください。」という指示に従ってそのまま記入。
↓
抵当権抹消が完了した後、書類を再度法務局まできて受け取るか郵便希望か選べました。
切手代と電車代がほぼ同じだったため、郵送を希望。
返信用封筒に自分の住所を記入。
↓
法務局内の印紙売り場で印紙(土地と建物で2,000円分)と返信用の切手を購入。
それぞれ指定の場所に貼り付け、窓口に提出。
受付番号をもらって所要時間15分程度で終了しました。
代理人の場合、委任状は必要?
今回は夫の抵当権抹消だったため、委任状などが必要か予約の時点で確認しましたが特に必要ないとのことでした。
当日も特に問題ありませんでした。
まとめ
あっけないほど簡単に手続きは終了しました。
法務局から書類が届いたら、一部を銀行に送付して手続きは完了です。
銀行からの書類には「専門知識が必要。」「各種費用が必要。」「司法書士に任せれば安心。」など、個人では難しいような表現がされていましたが全く問題ありませんでした。
抵当権抹消手続き以外にも、自分でやってみるようにすると知識にもつながるのでおすすめです。