カビ取り剤を捨てたいけれど捨て方がわからず放置している
間違った捨て方をして住宅設備や環境に害がでないか心配
そんなお悩みに答えます。
記事の内容
- カビ取り剤の使用期限
- カビ取り剤の保管場所
- カビ取り剤の捨て方
- カビ取り剤(容器)の捨て方
先日、古いカビ取り剤を処分しました。
実家を片付けるときに母から「使うならどうぞ。」ともらったもの。
最初は「消耗品だし使うかもね。」と思ってもらってきましたが、古そうなのが気になって「健康に害はないだろうか?」と心配になってきました。
しばらく置いていたのですがどうも使う気が起きなかったので処分することに。
でも、処分の仕方がわからない。
このまま捨てる?
燃えるゴミ?燃えないゴミ?
というわけで調べてみました。
カビ取り剤の使用期限
おおむねこのような感じになります。
- 開封済のカビ取り剤…1年
- 未開封のカビ取り剤…3年
塩素系漂白剤やカビ取り剤の主成分「次亜塩素酸ナトリウム」は光、熱、雑菌などで分解され、少しずつ塩素濃度が低くなっていくため、開封後は1年と言わずに早めに使い切る方がよさそうです。
カビ取り剤の保管場所
光、熱、雑菌などに弱いことから、清潔な冷暗所で保管するようにしましょう。
カビ取り剤の捨て方
処分方法はズバリ、換気をしながら排水管に水と一緒に流す。
ヘアカラー剤を捨てた時と同じでした。
量が多いときは何日かに分けて少しずつ流すのがよさそう。
カビ取り剤の処分時の注意点
注意点として塩素系カビ取り剤は「混ぜるな危険」の表記があります。
酸素系の洗剤と混ざると有害なガスが発生して危険です。
塩素系カビ取り剤は主成分の次亜塩素酸ナトリウムを安定させるためにアルカリ性にしてあります。
通常の使用では問題ありませんが、酸性タイプの製品が混ざると人体に有害な塩素ガスが発生するので危険です。
複数の洗剤を処分したい時は、別の日に分けて捨てる方が安心です。
カビ取り剤(容器)の捨て方
プラマークの付いているものでしたら、水ですすいでプラスチックゴミとして処分する自治体が多いようです。
ただし洗っても溶液が取れない場合は可燃ゴミへ。
地域により処分方法が異なる場合がありますので、お住まいの自治体の情報を確認してみてください。
まとめ
見る度に「捨てたいな。でも捨て方がわからない。」とモヤモヤしていたことが解消できてすっきりしました。
カビ取り剤や洗剤の処分方法としては水に流すのがいいということでしたが、これは正解というより処分方法としては「一番マシ」ということ。
水も汚れるし、資源もお金も無駄になります。
使わずに放置して結局捨てるのは本当にもったいない行為です。
日用消耗品はもらう機会も多く、「腐るものでもないし、いつか使うだろう。」とストックをたくさん持ちがち。
できるだけ「新しいうちに」「最後まで使い切る」ことを意識して、無駄にしない意識を持っていきたいですね。