こどもが生まれたらお祝い金、お年玉、進級進学祝いなどお金を頂く機会も多いですよね。
そこで検討するのがこども名義の銀行口座。
親の口座とは分けてしまった方がお金も貯まりやすくなります。
でも、すべての銀行でこどもの名義で作れる訳ではなんです。
という訳でこども名義で作れる・使いやすい銀行口座をご紹介します!
こども名義で作れる銀行口座
まずご紹介するのはこの3つの銀行。
0歳の赤ちゃんから銀行口座が作れます。
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
- ソニー銀行
それぞれポイントをみていきましょう!
ゆうちょ銀行
銀行口座といえば真っ先にゆうちょ銀行を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
わたしも成人した時に親からゆうちょ銀行の通帳をもらいました。
お年玉とか色々こつこつ貯めていてくれたのがわかって、うれしかったのを覚えています。
もちろんわが家もこども達用に作りましたよ。
口座開設
年齢 0歳~
開設方法 ゆうちょ銀行窓口
※こども同伴 不要
用意するもの
- 届出印(親の口座と同じものでもOK)
- こどもの本人確認書類
(健康保険証、マイナンバーカード、パスポート、住民票、母子手帳など) - 親権者の本人確認書類
(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、住民票、母子手帳など) - 初回入金のお金
印鑑
銀行口座を作るなら印鑑(はんこ)も必須になります。
親の印鑑でも作れますがまた登録し直すのも面倒なので、兄弟それぞれフルネームで作りました。
大きくなって「フルネームは嫌だ!」となったら新しく作り直すなり本人に任せようと思います。
ゆうちょ銀行のメリット
- 全国に店舗とATMがある
- 通帳のみで入出金できる(キャッシュカード不要)
- ゆうちょ銀行ATMの入出金手数料無料
- コンビニ(ファミリーマート)のゆうちょATMが手数料無料で利用できる(キャッシュカード)
- 窓口は16時まで営業(銀行などは15時まで)
- 手続きすればゆうちょダイレクト(インターネットバンキング)が使える
店頭窓口があると住所変更など手続きの時もすぐに確認できて安心ですね。
通帳だけで引き出せるのもキャッシュカードを持ち歩かなくていいので便利です。
ゆうちょ銀行キャンペーン
はじめてのお年玉キャンペーン
例年9月~11月末に開催されています。(※開催されない場合もあります。)
口座開設をして応募用紙を提出すると、こどもの口座に1,000円振り込んでもらえます。
この低金利時代に1,000円はうれしいですよね。
対象
0歳のお子様の新規口座開設
応募方法
口座開設時に窓口で渡される応募用紙に必要事項を記入して、ゆうちょ銀行の窓口に提出
楽天銀行
ネット銀行は実店舗型銀行に比べて手数料や金利の面でお得です。
楽天銀行と楽天証券をつなげる(マネーブリッジ)で普通預金の金利がアップ!
口座開設
年齢 0歳~
開設方法 郵送
用意するもの
- こどもの本人確認書類
(保険証、パスポート、住民票など) - 親権者の本人確認書類
(運転免許証、パスポート、住民票、保険証+追加書類(公共料金領収書・請求書)など) - こども口座用メールアドレス
※印鑑は不要
楽天銀行のメリット
- コンビニATM手数料月最大7回無料※
- 他行あて振り込み手数料最大3回無料※
※ハッピープログラム利用
- 楽天銀行同士の振り込みは何度でも無料
- マネーブリッジ利用で金利0.1%
楽天銀行キャンペーン
《キャンペーン応募条件》
条件1
口座申込期間中までにキャンペーンページよりこども名義の楽天銀行口座開設を申込、口座開設完了期限までに口座開設を完了すること。
条件2
入金期間中までに新規開設したこども名義の楽天銀行口座に、「ATMから入金」または「他行から振込」「ゆうちょ銀行本人名義口座からの入金サービス」にて、合計1,000円以上の入金をすること。
※アフィリエイト、キャッシュバックサイト、給与等による楽天銀行からの入金は対象外となります。
※開設口座の名義人となるこどもが申し込み時点で12歳以下であること。
ソニー銀行
ネットバンクのインターフェイスがポストペットでかわいい!
1つの口座内で最大6つまで貯金箱を分けられて貯金しやすい仕組みです。
口座開設
年齢 0歳~
開設方法 郵送
用意するもの
ソニー銀行のメリット
- コンビニATM手数料無料(ランク別4回~制限なし)
- 振込手数料最大月11回無料
- おまかせ入金サービス:他行から数料無料で自動資金移動できる(10,000円以上1,000円単位)
- 1つの口座内で親貯金箱以外に5つの目的別貯金箱がつくれる
- キャンペーン時の定期預金金利が高い
ソニー銀行キャンペーン
ご家族・ご友人紹介プログラム
紹介する人に現金1,500円(最大月5名まで)+紹介を受ける人に現金2,000円または4,000円
《キャンペーン応募条件》
条件1
紹介する人(口座をもっている)からの紹介メールから、紹介を受けた人が新規に口座開設すること。
登録期限:紹介メール受信日から3ヶ月後の月末までに完了
条件2
紹介を受けた人が、口座開設完了日(口座開設完了メールが届いた日)の翌月末日の午後11:59時点で、口座残高が30万円以上あること。
条件3
条件2の残高のうち、外貨預金残高(円換算額)と投資信託残高(約定日基準)の合計が10万円以上あること。
条件1と2で合計3,500円、条件1と2と3で合計5,500円受け取れます。
※必要がなければ無理に条件3はしなくてもいいかなと思います。
もともとわたしが口座を持っていたので長男を紹介して口座開設、
次男が生まれた時にも次男を紹介して口座開設をし、それぞれお金を頂きました。
店頭型銀行・ネット型銀行のデメリット
店頭型銀行のデメリット
- 金利が低い
- 振込手数料がかかる(216円~)
店頭型銀行はどうしてもネット銀行より金利は低いですね。
わが家は長く預けるお金はネット銀行、こどものお小遣いはゆうちょ銀行にしています。
通帳があるので小銭をATMで入出金、通帳記入できるのが楽しいみたい。
ネット型銀行のデメリット
ネット型銀行全体のデメリット
- 不明なことを店頭で聞くことができない
- 通帳がない
- セキュリティ面が心配
対面で不明点を解消できないのは不便と思うかもしれませんが、サイトのQ&Aとコールセンターに電話すればだいたいのことは解決できますよ。
セキリティ面は確かに心配ですよね。
面倒でもパスワードと2段階認証を使うことでリスクをさげることができます。
- 同じパスワードを使いまわししない
- パスワードを定期的に変更する
- ワンタイムパスワードorスマート認証の設定
こども口座の注意点
- 贈与税
金額、目的によっては贈与税の対象になる場合があります。
- 休眠口座
10年間など(銀行によって異なる)長期的に取引しないと、手続きをしないと継続利用、出金、解約ができなくなるおそれがあります。
手続きも面倒なので長期放置には気をつけましょう。
- 管理
こどもがまだ小さい場合、こどもに口座を渡すまでに印鑑紛失、通帳紛失、パスワードを忘れてしまったなどが発生してしまうかもしれません。
きちんと保管するようにしましょう。
- 引き出し制限
こどもが15歳以上になってくるとまとまった金額の場合、本人以外は出金できない、委任状が必要など親でも引き出せない事態が発生する場合があります。
まとめ
親の口座と分けることで教育費などをしっかり貯めることができます。
自分名義の銀行があることで、こどもがお金のことを知るきっかけにもなればいいですね。
わが家では貯めるだけでなく増やしたいと思い、こどものお年玉の半分を証券会社(ジュニアNISA)で運用中です!
その場合も一度設定してしまえば銀行→証券会社→投資信託買い付けが自動でできるので忙しいママさんにもおすすめです。