ミニマリスト(最小限主義)という考え方の真逆に、マキシマリスト(最大限主義)という考え方があります。
先日、マキシマリストの友達と話していて感じたこと。
モノを持ちすぎているとなかなかお金を貯めるのは難しい。
モノを持ち続けることのコストについて真剣に考えてみよう
友達の場合はゴミ屋敷や汚部屋ではなく、きちんと掃除してモノもきれいに整理して片付けるタイプ。
しかし話を聞いていると、とにかくモノの量が多いんです。
実家の2部屋+家に収まりきらないもののためにさらに外部にトランクルームを借りているとのこと。
トランクルームは実家の建て替えの際に一時置きのつもりがすでに10年くらい借りていて、利用料の総額がとうとう100万円を超えてしまったそう。
本人も実際何が入っているのか思い出せないくらいモノが多くなりすぎて、明らかに許容量オーバー。
「全部大切なの?」
と聞いてみたところ、
「何があるのか把握していないんだけど、いま見直したら多分半分以上は不要なものだと思う。でも量が多すぎて見直す気が起こらない。」
という回答でした。
いるかいらないか分からないモノを保管するために年間10万円も支払うのはもったいないですよね。
もちろん本人も自覚があるみたい。
でもやっぱり手放せない。
モノを手放せない人の心理
- 後で後悔するかもしれない
- 時間がないから後でゆっくり考えたい
- 捨てたり売ったりするのが面倒
話をしていて、このあたりが大きな理由だと感じました。
変化=痛みを伴います。
だから変えたほうがいいんだろうなと思っていても状況を変えないままの方が楽なんですよね。
保管スペースを広げると、モノは際限なく増えていく
部屋の中に収まっている限りはまぁいいのかな?と思っていたのですが、家の外にまでスペースを確保するようになってくると、もっと買える!もっと広げられる!っていう発想になっていきます。
モノが増えると同時に保管するための棚や収納用品を用意したり、モノのために広い部屋に引っ越したりと生活コストもどんどん膨らんでいきます。
まとめ
わたしはマキシマリストを否定するつもりはありません。
好きなモノに囲まれた生活も素敵だなって思いますし、実際自分もそういう時期がありました。
ただ、もしお金を貯めたいということであれば、やっぱりモノを減らしてミニマムな暮らしをするのがおすすめです。
わたしがミニマリストという生き方に魅力を感じ、強く意識するようになったのは
微妙なモノやコトのために無駄なお金を払わない
ということ。
その結果、少しづつ微妙なモノを手放して持たない暮らしをするようになってきました。
本当にいるものなのか?
微妙だけどとりあえず持っているのか?
そのあたりの区別をつけられるようになると、モノの管理に無駄なコストを支払うことも少なくなります。