しばしば必要でないことをやって必要なことを後回しにしてしまうことってありませんか?
「した方がいいんだろうな。」と薄々分かっていてもその時の気分でなかなか動けない。
やましたひでこさんの「捨てる勇気! あなたの日常にも新陳代謝を」を読んで、「やらなくてもいいことをする三つの損」について考えました。
やらなくてもいいことをする三つの損
わたしたちにはこんな癖がある。
やるべきことをやらず、やらなくていいことをやる。
片付けをしている途中で、アルバムや漫画などを読みふけってしまったことは誰でも思い当たるのではないでしょうか。
優先すべきことを置いておいてやらなくていいことをやってしまう癖が引き起こす3つの損とは?
- 時間の損を招く
- 空間の損を招く
- エネルギーの損を招く
1.時間の損を招く
やらなくていいことに時間を費やす。
済んでしまった失敗ごとに悩み続ける。
2.空間の損を招く
必要のない過去の資料やもう使わないもので収納をいっぱいにしている。
3.エネルギーの損を招く
やらなくてもいいことにエネルギーを費やして結局やるべきことをやらない。
そして、この三つの損を招いた結果、私たちは時間が足りない、空間が足りない、エネルギーが足りないと焦燥感をつのらせて気持ちのゆとりを失うという事態を引き起こす。
三つの損を防ぐには?
常に「今を生きる」ことに焦点を当てる。
- それはいまやるべきことなのか?
- それはいま持っておくべきものなのか?
- それはいま集中すべきことなのか?
人は意志の弱い生き物です。
気付かないうちに楽な方に流されがち。
「足し算」ではなく「引き算」の心を持って常に、優先すべきは何か?と考える癖をつける。
全てを持つことはできないし、全てを持つ必要もない。
自分にとって優先すべきことを選び取る力を身につけることで、時間、空間、エネルギーを本当に大切なことに使っていく。
誰のものでもない自分の人生。
やはり人生は自分で選び取り、自分で作っていくものなのだとわたしは思います。